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タイトル伏せて映画評 [映画(・・・?)]

う~~~~~ん・・どう言えばいいのか・・とにかく、変わった映画である。もう既にタイトルからして変わりモノでしょう。監督はまだ30歳らしい。鈴木清順やルイス・ブニュエルらと比較されているが・・印象としては微妙に現実的なので、シュールレアリスムと呼ぶには少々抵抗がある。

1867年のパリ万博に出品された動物国宝、山○魚のキン○ローを保護し、サラマン○ル・キン○ロー財団を運営している美人四姉妹。国から莫大な援助金をもらい、セレブな生活を送っている。ある日、自称「天才レントゲン博士」と名乗る男が現れ、「キン○ローにニセモノ疑惑が浮上していて、撮影を依頼された。本物なら万博の際に骨折した治療跡があるらしい」と言う。姉妹の末っ子、あ○きは、父親に、まだ見ぬ母に会わせてくれるとの約束でキン○ローを悪い奴らから隔離。博士と出会い、恋に落ちる・・・。

いや、こうしてストーリー書いてもどうしようもないんですが。
それでも前半は普通のドラマです。後半、博士役のオダ○リジ○ーがブチ切れるあたりから支離滅裂に・・ストーリーなんてもはやどうでもいいのかもしれないけど。ただ、ちょっとヘンな映画にしようという狙いが見えているので冷めてしまったわけです。

そうは言ってもいいところは勿論あります。四姉妹を演じる女優陣、特にあ○き役の香○由○と麻○祐○が魅力的。それから、私個人的にも山○魚は好きな生物。天然記念物である本物を撮影に使っているわけないと思うが、この子がまた可愛い。

生きた天然記念物を保護する財団の一族。特殊すぎる設定な気がするけど意外とあり得るかも。


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