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中森明菜 [その他・雑談]

最近、you tubeで偶然に中森明菜の昔の映像を見る機会があって、ちょっと火がついてしまいました。

そう、私は中学時代、彼女のファンだったのです(歳がばれるな・・)。

当時はベストテンやトップテン、夜のヒットスタジオなど歌番組も多く、あまりJ-POPは聴かない私も明菜見たさによくTVをチェックしていました。その頃は彼女の全盛期でもありました。

明菜の何が好きだったかというと、圧倒的な表現力と歌唱力、衣装のセンス、アイドルの枠を超え、特定のカテゴリに収まらない存在感・・。

you tubeで検索を続けたら、こんな映像が出てきました。

これは、今から20年前の夜のヒットスタジオでマンスリー一週目に披露した映像。歌っている「マリオネット」という歌は当時の最新アルバム「不思議」に収録されている。

この「不思議」というアルバムを私は勿論聴いているけれど、タイトル通り不思議な内容。まだ子供だった私には前衛的過ぎてあまりピンと来なかった。

(Wikipediaより一部引用)
「アイドル中森明菜」から「アーティスト中森明菜」を決定付けたセルフプロデュース作品で、神秘、狂喜、混沌、幻覚、恐怖…そんな明菜と作家陣が織りなす世界観が溶け込んだ意欲作。このアルバムを、中森明菜の最高傑作と呼ぶ人も多く、発売直後はこのアルバムを聞いた人達を驚愕させた。
声も楽器の一部という基本概念のもと、ボーカルの音量レベルを落とし、エフェクト処理によりボーカルをマスク処理。リバーブを全面に利かせたプログレ・サウンドとボーカルを融合させた摩訶不思議なアルバムとして話題に。
一旦は完成させていたが、最初に完成した作品を明菜本人が聞いたところ「”カッコいい”けど、”不思議”じゃないよね?」と発言。その後、EUROXの全面協力を経て、アレンジ、ミックスを全面的に変更することとなった。(アルバムクレジットには、「EUROXのお蔭で、この作品を作ることが出来た」との最上級の記述がある。)発売当初は、レコード会社に購入者から「ヴォーカルがよく聞き取れない。不良品ではないのか?」との問い合わせが絶えなかったという。

・・・この夜ヒットのパフォーマンスはファンの間でも語り継がれてるらしいが、たまたま私はこのときの映像を見逃しており(以前、何かの番組で一部だけ紹介したのを見たきり)、今になって初めて全部鑑賞(you tubeすごいな~)。

う~ん、驚愕。
しかも何だか凄まじい歌い方してます。
狂ったようなトランス状態のような、怖い歌い方してます。
これ、恐らく明菜21歳くらいだと思うんですが。
20年前なのに全然古臭くない。

因みに、シングルでは『Fin』が一番好き。
ベストテン、トップテンなどで1位をキープした歌だけど、いまいち知名度は低い。でも映画『ナインハーフ』を意識したという衣装も良いし、メロディーもお洒落なのです。

”あの事件”以来、すっかり影が薄くなってしまったけど、この路線でいったら今も大忙しのアーティストになったのではないかなとつくづく残念。夏木マリみたいになれたかも?(笑)。

プライベートで”事件”を起こす芸能人は珍しくはない。
でも、彼女の場合この世界でやっていくにはあまりにも神経がデリケートすぎたのではないかなと思う(逆に言えばそれだけ表現力が豊かなのだ)。事件前後はTVに出てもいつも辛そうな顔していたし、歌う曲もどんどん暗くなっていったし。

私もそのうちに聴かなくなってしまったけど、今でも彼女のような存在のアーティストが出現していないことを考えると、本当に惜しいな、と思う。
何とかならないのかしらねえ・・。

明菜のCDはこちらで↓

不思議(紙ジャケット仕様)


CRIMSON(紙ジャケット仕様)


CROSS MY PALM(紙ジャケット仕様)


Fin


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