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『バックダンサーズ!』 [映画(青春)]

完成披露試写で観たのだが、キャストの舞台挨拶もあるため、応援団がスゴかった・・。

hiro、平山あや、ソニン、サエコの4人が主演の青春モノ。フジテレビの”月9”『東京ラブストーリー』や『ロングバケーション』で数々のヒットドラマを演出してきた永山耕三が監督を手がけたことも話題。バックダンサーとしての華やかなステージを突然亡くした4人の女の子たちが、困難にぶつかりながらも夢を追い続ける姿を描く。ダンスの振り付けは、日本でも有数の振り付け師たちが担当。息の合ったダンスを見せる彼女たちの演技にも注目したい。

ボーカルの突然の引退宣言で、行き場を失くした4人のバックダンサーズ。彼女たちを押し付けられた新米マネージャーの茶野は、落ち目のオヤジロックバンド”スチールクレイジー”との共同ライブを企画。意外にもうまく行きそうな予感がしたのも束の間、彼女たちのライバルである後輩ユニットが人気急上昇。バックダンサーズはついに事務所に見切りをつけられ、一方的に引退を決められてしまう。ショックで仲間割れもしてしまい、再び行き場を失くした4人だったが・・。

アイドル映画のノリもあるけど、これが苦労の連続で、そうそううまくいく物語ではない。4人の個性は勿論のこと、登場人物一人一人を丁寧に描いている。hiroはリーダー役で、歌を披露する場面もあって存分に魅力を発揮。チームの中で一番感じやすい平山あや、言葉は乱暴だけど人一倍苦労しているソニン、アイドル志望で子供っぽいサエコ・・彼女たちを見ているだけでも意外と楽しめるの。それから、”スチールクレイジー”のボーカリストのサイドストーリーがなかなか良く、隠れた主人公は彼であると言ってもいいかもしれない。演じているのが陣内孝則なので、キャラクター的にコミカルで笑えるシーンも多い(彼のこの作品への貢献度はかなりのもの)。ラストのステージシーンは見せ場。ダンスブームとは言っても、ダンスに興味のない人には関係ない話?いや、そうではない。夢って、諦めちゃいけないなと思わせる説得力は、かなり高い。

2006年日本
監督:永山耕三
出演:hiro、平山あや、ソニン、サエコ、田中圭、甲本雅裕、木村佳乃、真木蔵人、鈴木一真、石野真子、陣内孝則他

9月9日より全国公開


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