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『ブラッド』 [映画(ホラー)]

『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミが率いる「ゴースト・ハウス・ピクチャーズ」がルーシー・リューをヒロイン
に起用したセクシーなヴァンパイア映画を作った。

凄腕記者セイディーは怪しげなカルト集団を取材している最中に突然襲われ意識を失う。再び目覚めたとき彼女の体は生まれ変わり、ヴァンパイアと化していた。生きても死んでもいない特殊な肉体になった彼女は、初めてホームレスの男性を殺して血を吸う。罪の意識に苛まれ、自分をこんな体にしたあのヴァンパイア集団に復習を誓うのだが・・・。

・・という至極単純明快なストーリー。はっきり言って、ルーシー・リューのための映画でしかないが、裸で逆さ吊りにされるという体当たりな演技を要求された撮影だったはず。160センチという小柄な体で果敢に立ち向かうヒロイン像は、健気で、ときにキュート。驚いたり、怖がったり、実に様々な表情を見せる。おまけに、ルーシーは声も可愛い。さて、タイトル通り非常にふんだんに血が流れる映画でもある。正視できないような残虐シーンはないものの、画面全体から血の臭いがしてきそうな雰囲気。ルーシー演じるセイディー以外のキャラクターの登場シーンが少ないのが残念。彼女が復讐する相手であるビショップというヴァンパイアの青年はかなり重要人物のはずなのに、様子見的に時々映る程度。同じくヴァンパイアのカーラ・グギーノも最初の方しか出てこないし、娘をヴァンパイアに殺されセイディーと共に行動する刑事も後半だけ集中的に登場。まあ、こういう映画だからこんなものだろうけれど。すぐ殺されちゃったけどプールで泳いでたショートカットの女優が綺麗だった(モデルかな?)。バーテンダー役でマリリン・マンソンも出演(ヴァンパイア役ではないところがミソ)。

因みに、”セクシーホラー”という謳い文句ほど色っぽさはないです。ひたすらルーシー・リューです。カワカッコイイです。

キーワード;
アジト、死体安置所、鏡、ボウガン、悪夢、約束

2007年アメリカ
Rise: Blood Hunter
監督:セバスチャン・グティエレス
出演:ルーシー・リュー、マイケル・チクリス、カーラ・グギーノ、ジェームズ・ダーシー、マリリン・マンソン他

夏、シアターN渋谷他にて公開


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