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『黒○眼のオ○ラ』 [映画(・・・?)]

伏字でスミマセン、なんか嫌いだったんで(涙)。
こちらも順序違えて伏字にします。これでタイトル分かりますよね。
あっ、誰ですか?「オナラ」と想像したのは!
『○い眼の○ペラ』です。

もう、途中で帰ろうかと思いました。こんなこと珍しいんですが。
『西瓜』のツァイ・ミンリャン監督の新作で、マレーシアのクアラルンプールを舞台に、孤独な男と女たちが愛を求めて彷徨う姿を描いたドラマだ。

登場人物は、瀕死の重傷を負ったホームレスの男、そんな彼を介抱する男、寝たきりの男を介護する女、その男の母親である食堂の女主人。
ホームレスの男はどこか妖しいオーラを放つようで、男も女たちも皆彼に吸い寄せられるように惹かれていく。

ただ、それだけの物語である。
台詞は殆どない。
個人的には、映画は台詞が少なければ少ないほど好きなのだが、本作は他の点で受け付けなかった。
アジアの悪い面が出ている。蒸すような暑さのせいか、男たちは上半身裸で歩き回り、だらしなく寝ているシーンが多い。汚い部屋で得体の知れない飲み物を飲んでいる。女も昼寝スタイルで外出。
アジアの雑多な雰囲気が異国情緒を強調してうまく生かされている映画も多いが、これは逆効果で、なんだか生理的に嫌だった。
男が釣りをしているときに肩に蛾が留まるシーン以外は、綺麗と思える場面がない。
それから、ほぼ全編、遠くから映しているので俳優の表情が分からない。
主人公であるホームレスの男性が、他の場面で見て同一人物だと気づくのも大分経ってからだった。
何してるのか分からないシーンも多々。

モーツァルトからチャップリンまで、音楽にも注目とのことだったが、それほど効果的に使われているとは思えないし。
タイトルも意味不明。
『西瓜』の方がマシだったなあ( ̄ω ̄;)

キーワード;
賭け、マットレス、食堂、蚊帳、廃墟、マスク、蛾

I DON'T WANT TO SLEEP ALONE
2006年台湾・フランス・オーストリア
監督:ツァイ・ミンリャン
出演:リー・カンション、チェン・シャンチー、ノーマン・アトン、パーリー・チュア

4月(?)公開


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