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『ストレンジャー・コール』 [映画(サスペンス、スリラー)]

『トゥーム・レイダー』『コン・エアー』などアクション大作を手がけてきたサイモン・ウェストの新作は、これまでとは全く違った舞台が選ばれた。ベビーシッターを恐怖のどん底に陥れる電話をテーマにした本作は、1978年に公開されたショッキングホラー『夕暮れにベルが鳴る』がオリジナル。全米ではアメリカ興行成績初登場第一位を記録する大ヒットとなった。

人里離れた丘にポツンと建つ豪邸に、ベビーシッターとしてやってきた女子高生ジル。夜になって電話が鳴り、出ると、見知らぬ男の声が。その電話は何度も何度も鳴り響き、次第にジルを追い詰めていく。ついに警察に連絡をして電話の発信元を探り当てたとき、彼女の恐怖は頂点に達する。
生きてここから出られるのか・・?

(少々ネタバレあり)
ストーリーは至ってシンプルで、舞台は殆ど家の中と庭先程度。しかも、血を一滴も見せずにこれだけの恐怖を煽るとは、大ヒットも頷ける。”死にそうな人物”がすぐ分かったり、ビックリ系の演出が目立ったりと、さほど新鮮味がないはずなのに、この手の映画の中ではかなり怖いと思う。思わせぶりなキーワードが多々あったので、家主に何か秘密があるのか、犯人の正体に意外な真実ありか?など予想していたが、そういうドンデン返しは何もなし。徹底してシンプルなストーリー。う~ん、もうちょっと何か知りたいのに・・と思うところで映画は終わる。
ヒロインを演じるカミーラ・ベルは迫真の演技で、今後活躍が期待される女優の一人。
続編が出来そう。

キーワード;
ボーイフレンド、猫、アイスキャンデー、氷、メイド、親友、インコ、かがり火、池、病院

When Stranger Calls
2006年アメリカ
監督:サイモン・ウェスト
出演:カミーラ・ベル、ブライアン・ジェラティ、ケイティ・キャシディ、トミー・フラナガン他

6月、渋谷Q-AXシネマ、新宿K's cinema他にてロードショー

(c) 2006 Screen Gems, Inc. All Rights Reserved


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